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キッチンの油はねやニオイ、毎日ふき取るのが面倒だと感じたことはありませんか。素材によっては、水拭きだけでは汚れが落ちきらず、専用洗剤やこすり洗いが必要になることもあります。この記事では、水拭きだけで手入れができるホーロー素材に注目し、タカラスタンダードを中心に主要5社のキッチンを比較していきます。
水拭きで済むキッチンはどれ?主要5社を比較
| サービス名 | お手入れのしやすさ | 汚れ・ニオイへの強さ | 価格帯の目安 | グレードの選びやすさ | ショールーム相談 | 価格の透明性 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| タカラスタンダード | ◎ 水拭きのみ | ◎ ホーロー素材 | ◎ 10万円台〜 | ◎ 4段階で明確 | ◎ 約800人在籍 | ◎ 値引き交渉なし |
| LIXIL | ○ 素材により差 | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 | ○ 商品数が多い | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 |
| TOTO | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 |
| パナソニック | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 |
| クリナップ | △ 指紋が目立つことも | ○ ステンレス素材 | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 |
表の見かたですが、◎は「水拭きだけで済ませたい」という目的に合っている項目、○は普通、△はその点でやや気になる部分があることを示しています。まずは全体を見て、気になった会社から詳しく読み進めてください。
5社の特徴とおすすめの人
タカラスタンダード
★★★★☆ 4.3
タカラスタンダードは、1912年に設立された住宅設備機器メーカーで、2022年に創業110周年を迎えました。国内で初めてホーロー製のシステムキッチンを開発した企業として知られており、独自開発の高品位ホーローを主力素材にしています。ホーローは汚れや湿気に強く、ニオイが付着しにくいため、油はねやシンク周りの水滴を水拭きだけで手入れできる点が最大の特徴です。
システムキッチンは、上位から「LEMURE(レミュー)」「Treasia(トレーシア)」「Edel(エーデル)」「Refit(リフィット)」の4グレードに分かれています。第三者記事の目安によると、リフォーム向けの入門グレードで10万円台から、まるごとホーロー仕様のエーデルで30万円台から、最上位のレミューで70万円台からという段階があるとされています。たとえば古い賃貸マンションの水回りを一括で入れ替えるようなリフォームでは、予算に応じてグレードを選びやすい仕組みになっています。
他社とのちがいとして目立つのが、価格の決め方です。工務店に対する希望小売価格がほぼそのまま販売価格になっており、値引き交渉が起きにくい仕組みが取られています。そのため、全国どこで買っても価格差が出にくく、価格の見通しが立てやすいという安心感があります。加えて、全国に約800人のショールームアドバイザーが在籍しており、実物を見ながら相談できる点も強みです。
ホーロー素材そのものにこだわりたい人や、価格交渉が苦手で「言い値がそのまま相場」という安心感を求める人には向いています。逆に、ステンレスの質感やIoT連携を最優先したい人には、ほかの選択肢のほうが合うこともあります。
主な特徴
- 独自開発のホーローで水拭きだけの手入れが可能
- LEMURE・Treasia・Edel・Refitの4グレード展開
- 希望小売価格がほぼそのまま販売価格になる仕組み
こんな人におすすめ
- 掃除の手間をできるだけ減らしたい人
- 価格交渉に不安を感じたくない人
- ショールームでじっくり相談してから決めたい人
LIXIL
★★★★☆ 4.0
LIXILは、トステム・INAX・新日軽・サンウエーブ工業・東洋エクステリアの5社が統合して誕生した総合住宅設備メーカーです。キッチンだけでなく、浴室・トイレ・窓まわりまで幅広い商品ラインアップを持っている点が特徴です。
キッチン以外の窓や玄関、外構までまとめて一社に任せたい人に向いています。タカラスタンダードがホーロー素材と価格の透明性を軸にしているのに対し、LIXILは住まい全体を一括でそろえられる総合力で選ばれることが多い会社です。
主な特徴
- 5社統合による幅広い商品ラインアップ
- キッチン以外の住宅設備も一括で提案できる
- 窓・玄関・外構まで手がける総合力
こんな人におすすめ
- 住まい全体を一社でまとめたい人
- 窓や玄関のリフォームも同時に考えたい人
- 幅広い商品から選びたい人
TOTO
★★★★☆ 4.0
TOTOは、衛生陶器やウォシュレットで高いブランド力を持つメーカーです。トイレや洗面まわりとの組み合わせ提案に強みがあるとされています。
タカラスタンダードがキッチン素材そのものの手入れのしやすさで選ばれるのに対し、TOTOはトイレや洗面まで含めた統一ブランドでそろえたい人に選ばれる傾向があります。キッチン単体の価格や仕様については、公式サイトでの確認が必要です。
主な特徴
- 衛生陶器・ウォシュレットで高いブランド力
- トイレとの組み合わせ提案に強い
- 洗面まわりまで含めた統一感が出せる
こんな人におすすめ
- トイレ・洗面もあわせてブランドをそろえたい人
- 水まわり全体の統一感を重視する人
- 信頼できるブランドで長く使いたい人
パナソニック
★★★★☆ 4.0
パナソニックは、家電やIoTとの連携提案に強く、システムキッチン「ラクシーナ」などを展開しています。
タカラスタンダードが素材そのものの手入れやすさで勝負しているのに対し、パナソニックはスマート家電と連動させた便利さで選ばれることが多いメーカーです。キッチンの素材や価格の詳細は、公式サイトでの確認をおすすめします。
主な特徴
- 家電・IoTとの連携提案に強い
- 「ラクシーナ」など独自シリーズを展開
- スマート家電を使う家庭との相性がよい
こんな人におすすめ
- スマート家電と住宅設備を連動させたい人
- 最新の設備を積極的に取り入れたい人
- 家電メーカーならではの提案を受けたい人
クリナップ
★★★☆☆ 3.7
クリナップは、ステンレスキッチンの国内草分け的存在とされ、ステンレス一体成型のシンクに強みを持つメーカーです。
ステンレスは耐久性が高い一方で、水滴や指紋が目立ちやすいとされる面もあり、この点は表で△としています。タカラスタンダードのホーローが水拭きだけの手入れを目指しているのに対し、クリナップはステンレスならではの耐久性と清潔感で選ばれる傾向があります。
主な特徴
- ステンレスキッチンの国内草分け的存在
- 一体成型シンクによる継ぎ目の少なさ
- 耐久性を重視した設計
こんな人におすすめ
- ステンレス素材の耐久性を重視する人
- 金属らしい清潔感が好きな人
- 継ぎ目の少ないシンクを探している人
選ぶときに見るところ
まず見てほしいのが、素材そのものの手入れのしやすさです。ここを見ないまま決めると、購入後に「思ったより汚れが落ちにくい」と感じ、毎日の掃除の負担がかえって増えてしまうことがあります。水拭きだけで済ませたいなら、ホーローのような素材かどうかを最初に確認しておくと安心です。
次に大事なのが、グレードごとの価格差です。ここを確認せずに決めると、予算オーバーになったり、逆に必要な機能が付いていないグレードを選んでしまったりすることがあります。タカラスタンダードのように4段階でグレードが分かれている場合は、自分の予算と欲しい機能がどこに当たるかを、先に照らし合わせておくとよいでしょう。
最後に見ておきたいのが、価格の決まり方です。ここを見逃すと、同じ商品でも販売店によって価格に差が出て、後から「もっと安く買えたのでは」と感じてしまうことがあります。希望小売価格がほぼそのまま販売価格になる仕組みかどうかは、契約前に確認しておきたいポイントです。
まとめ
ここまで、水拭きだけで手入れができるキッチンという視点で、タカラスタンダードと主要4社を比較してきました。ホーロー素材の手入れのしやすさ、4グレードの分かりやすさ、そして値引き交渉が起きにくい価格の仕組みという点で、タカラスタンダードは今回の題である「水拭きだけで済むキッチン」という条件に、もっとも合っている会社だといえます。
もちろん、住まい全体をまとめたいならLIXIL、トイレとの統一感ならTOTO、家電連携ならパナソニック、ステンレスの耐久性ならクリナップと、それぞれに向く場面があります。まずはホーローの手触りや価格を、ショールームで実際に確かめてみることをおすすめします。
最後に一言
本記事の情報は執筆時点のものです。最新の内容は公式サイトをご確認ください。

